スタッフ活動日誌 今日もSmile

関心

2016.03.08

こんばんは!

SMILEの青山です。

イベントのご報告は浅沼がたっぷりしているようなので、私は別の話をします。

保育園義務教育化

これは、もうすぐ3才になる娘を育てるお母さんでもある従妹から薦められた本で、

就学前教育の大切さと、その役割を社会で担う事が、

いかに社会全体のレベル向上に繋がるかを説いた本です。

『子どもの教育に一番お金を掛けるとしたら、小学校に入学する前の乳幼児期が一番重要』

と経済学者の中では定説になっていますがその主張の根拠になっている実験があります。

1960年のアメリカで行われた有名な『ペリープログラム』です。

就学前に質の高い教育を受けた58人と、

それを受けなかった65人を40年にわたり追跡調査した結果、

学校の出席と成績、5歳時では就学準備、14歳時点では学校の出席と成績、

19歳時点では高校の卒業率、

そして、27歳と40歳時点では収入や犯罪率や持ち家などで、

就学前に質の高い教育を受けた方が優れた結果をだすことがわかりました。

 

今私たちが高齢者の方々を支えているように、

私たちもその高齢者の方々から恩恵を受けて育った時代があり、

そしていずれ、今から生まれてくる子どもたちにお世話になるときが来ます。

人と人との関わりの中で生きている以上、そのサイクルの中に身を置いているわけです。

独身だから、子どもがいないからといって無関係ではないはずです。

 

本書のあとがきにこんな言葉がありました。

SEKAI NO OWAERIの『プレゼント』という曲に次のような歌詞がある。

「知らない」という言葉の意味

間違えていたんだ

知らない人のこと

いつの間にか「嫌い」と言っていたよ。

 

確かに僕たちは、ただよく「知らない」だけの事を「嫌い」と思い込んでしまう事がある。

それが僕にとって子どもだった。

テレビ番組で子どものことを「嫌い」と発言してしまったこともある。

今思えば、「嫌い」というよりも、自分と違う「赤ちゃん」や「子ども」という存在に対して、

積極的な興味が持てなかったということだった。

 

現在子育てに奮闘する友人曰く、日本では、『お母さん』という存在に求められる役割は多く、

子どもを生んだ瞬間から、スーパーマンにならなきゃいけないと言います。

子どもを育てるのは大変で、自分の子どもだから何とか耐えられる、

他人の子なら思わず虐待してしまうかもと、思わず思ってしまう瞬間があるというのです。

もちろんそれでも可愛くて仕方ないようで、結局は幸せそうなんですが。

 

そんな話を聞いていと、気軽に子どもを好きとか嫌いとか簡単に問えない気もしますが、

どういう形でも、どういう方向からでもいいから、無関心な人に関心を持ってもらう事、

それも、幼児教育と並行して、力を注ぐべきところだと、考えさせられる1冊でした。